2024 06 12
お知らせ
研究開発課題1 伏島先生が行われた調査に関するご報告
私たちの考え方や感じ方、周りの環境が、私たちの心のあり方に大きな影響を与える可能性があります。
この研究では、15歳から49歳の約2000人を調査しました。まず10代・20代の人がどのくらい自殺のことを考えたりするのかを調べました。次に、自殺の考えが時間とともに変わるかをみました。
その結果、10代ではそれ以上の年齢の人と比べると、自殺の考えをもっている傾向がありました。でも10代の人はポジティブな考え方や感情も持っていることがわかりました。
自殺の考えは1か月から2か月の間では、大きな変化は見られませんでした。他の人からの助けや支援を受けたりポジティブな感情が高まると、自殺の考えが減る傾向がありました。