【掲載のお知らせ】秋田県知事と高校生の意見交換会を開催〜「こどもまんなかミライの学びを考えようプロジェクト」における対話促進の取り組み〜
2026年10月8日、秋田県庁で、秋田県知事と県内の高校生による意見交換会が開催され、複数のメディアで紹介されました。
横浜市立大学COI-NEXT拠点「Minds1020Lab」(以下、本拠点)は、秋田県から受託した「こどもまんなかミライの学びを考えようプロジェクト」の一環として、この意見交換会の企画・運営に携わりました。
■ 本拠点の関わりと秋田県との協働
「こどもまんなかミライの学びを考えようプロジェクト」は、秋田県と県内4国公立大学が連携し、高校生と大人の教育観やウェルビーイングに関する認識の違いを明らかにするとともに、高校生の声を今後の教育施策の検討に生かすことを目指すものです。
本拠点は、その一環として「高校生と大人の教育観・ウェルビーイング認識ギャップに関する混合研究」に取り組んでいます。秋田県内5か所で開催したワークショップでは、高校生、保護者、教員、行政職員が参加し、地域の教育課題やウェルビーイングについて意見を交わしました。
今回の意見交換会は、これらのワークショップで寄せられた声や、研究を通じて得られた知見を踏まえて企画しました。
■ アカデミアとして「対話を促進する仕組み」を構築
本拠点は、若者の生きづらさやウェルビーイングに関するアカデミアの知見を生かし、高校生が日頃感じている疑問や地域への思いを安心して伝えられるよう、ワークショップの問いや対話の進め方を設計しました。
高校生自身の言葉や思いを大切にしながら、知事や行政職員と互いの考えを伝え合い、理解を深められる場づくりに取り組みました。
■ 当日の様子と今後の展望
当日は、県内の高校1~3年生24人が参加し、進路や授業のあり方など、6つのテーマについて意見を交わしました。高校生からは、県内で学びたい大学・学部の選択肢、若者の県外流出、通学時の公共交通の不便さ、奨学金以外の経済的支援などについて、率直な声が寄せられました。
知事は、一人ひとりの意見に耳を傾け、県外で学び経験を積んだ若者が、秋田に戻りたいと思ったときに戻れる環境を整えていく考えなどを伝えました。終了後も知事に直接意見を伝える高校生の姿が見られ、参加者からは、自分の考えを伝えられたことや、ほかの生徒の意見を聞けたことを前向きに受けとめる声が聞かれました。
本拠点は今後も、教育行政や地域社会と連携し、若者の声を施策の検討に生かす対話の場づくりを通じて、ウェルビーイングの向上に貢献してまいります。
■ メディア掲載情報


意見交換会にて挨拶を行う宮崎智之教授(本拠点プロジェクトリーダー)

(写真中央:秋田県 鈴木健太知事、中央左:横浜市立大学 宮崎智之教授、前列左端:横浜市立大学 森山沙耶特任助教)